英語リスニング向上学習の3要素とは?
2025/03/24
英語リスニング向上学習の3大要素とは?
ー発音トレーニングこそリスニング向上の近道!ー
なぜ、英語が聞き取れないのか?
日本人の英語の弱点に、「リスニング」があります。
TOEICなどの試験でも内容的にはリスニングよりリーディングの方が内容が濃いにも関わらず、なぜか、リスニングの点数が低いケースが散見されます。
なぜなのでしょうか?
一つには、語彙の不足があります。英語を聞いた際に、知らない単語やイディオムが含まれていれば、そのまま内容がわからなくなってしまいます。ですから、リスニングの向上には「語彙」の習得は欠かせない要素です。
次に、聞き慣れの問題があります。英語学習の重要な要素に「慣れ」があります。毎日触れ続けることが、一番の特効薬です。ですので、内容がわからなくても、少しでもナチュラルで速い英語を聴いて、聞き慣れる必要があります。
そして、英語のリスニング向上の最大の障壁は、実は「周波数」の違いにあります。
日本語と英語とでは、「周波数」が異なり、特に日本語と英語とではその差は他の言語よりも大きいと言われています。
また脳は口で発音した音のみを「言語音」として認知する、という働きがあり、つまりは自分が発音出来ない音は言語として理解出来ない、という仕組みになっているのです。
ですので、一見、遠回りに見えるかもしれませんが、英語のリスニング向上には「発音」を鍛えることが一番の「近道」なのです。
しばしば、リピーディング、シャドーイングなどが、英語リスニング向上の学習法として使われ推奨されていますが、その音が正しければ良いのですが、それが日本語の低いカタカナ英語で発音されている場合には、効果は限定的であり、いずれリスニングの伸びが頭打ちとなります。
それは、その人の「発音の壁」なのです。
発音をネイティブと同じ発声法・発音にすることで、初めて、ネイティブの発する「音」が聞こえるようになるという仕組みです。
英語リスニング向上の秘訣は、発音トレーニングにある所以です。